2015年 03月 06日
お久しぶりです
昨年の秋以来、いろいろありましたが我が家のメンバーはみんな元気です。
私はというと、シンクタンクも大学も忙しいです。
シンクタンクでは昨年の秋からセクションが変わり、自分の専門分野がメインに。
ということで、昨今の世界情勢を考えても当然忙しいわけです。
大学は、今の所週1だし、講義を持っているわけではないですが、英語圏からの留学生の研究の相談を受けたり、大学独自の研究に携わったりしています。
昨今の世界情勢といえば、イスラミックステイトによる凄惨な殺戮の犠牲になった後藤健二さん。
大学の同窓生でした。
彼の行動については批判される面も確かにありますが、紛争地帯に入り、そこで起きていることを正確に伝えること、誰でも出来ることではないし、誰かがやらなくてはいけないことでもあります。
日本政府の対応にも問題はあったと思うし、検証も必要だと思います。
安全保障を専門とする者として、後藤さんの行動には心から敬意を表したいと思いますし、彼と同窓であることを誇りに思います。
心からご冥福をお祈りすると共に彼の遺志を継ぐことに繋がることが出来たらと思います。
話は全然違いますが、今年は記録的な暖冬です。
最近の地元はこんな感じ
太陽の位置を見ると確かにこの時期なんだけど、1ヶ月以上先の風景に見えます。
今年の雛祭り
雛祭りが終わったということは間もなく誕生日です。
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by kabusledge12
| 2015-03-06 22:22
| 研究
2014年 06月 15日
最近のこと、これからのこと
先日、無事学位授与式が終了し、晴れて、”政治学博士”となりました。
振り返ってみると、この国に来て約半分の年月を大学院生として過ごしてきたわけです。
途中何度かくじけそうになり、数か月学校に行かなかったことがあったり、日本に行って母校の大学院でも恩師たちに絞られたり、大変だった修士時代。
それを何とか乗り切って、思いがけず、シンクタンクでリサーチャーをしながら、私にしてはコツコツと頑張った博士後期。
今は全てが楽しかった思い出になりました。
ダンナ君を始め多くの人に応援してもらった日々、改めて感謝したいと思います。
今年の4月から日本の母校は女性総長になりました。
法政大学田中優子新総長からのメッセージ
↑は新入生に対するメッセージですが、読んでいてしみじみと感慨深いものがありました。
私自身○○年前に法政大学に入学し、自分が最も学びたかった学部学科、高校時代から密かに尊敬していた教授のゼミに入り、充実した4年間を過ごしました。
今現在、130年以上の歴史を誇る母校、日本はもとより海外でも多くの同窓生と出会う機会があり、その度に校歌の一節である”佳き師、佳き友集い結べり”を実感しました。
そして、これから。
8月末の新学期から、大学の研究室での仕事が始まります。安全保障分野です。
そして、9月からはシンクタンクでも所属セクションが変わり、こちらも自分の専門分野になります。
ポスドクどころか何の就活もせずに得られたポジション、自分の置かれた環境に深く感謝し、本格的に研究者としての道を究めていきたいと思います。
で、とりあえず。
もう少ししたらシンクタンクの今いるセクションで”フェアウエルプレゼンテーション”を行い、その後は久しぶりに長い夏休みを頂きます。
プレゼンの中身はまだ準備中、何れここでまた報告します。
夏休みの予定は、決まったものあり、未確定のものあり、そちらもまたここで。
これからはまた以前(だいぶ前だけど)のように、こまめに記事をアップしていきたいと思います。
よろしくお願いします。
最後に、久しぶりに最近の写真を載せます。
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by kabusledge12
| 2014-06-15 16:22
| 研究
2014年 03月 30日
諸々ご報告
気がつけば、3月も明日で最後、こちらは今日からサマータイム開始です。
大会直前にウクライナがあんなことになって、どうなることかと思ったソチパラリンピックも無事開催されました。
ス国の結果は・・・だったけど、内容的には十分みんなが満足できるものだったと思います。
ソチのことは、また、もう少し落ち着いたら備忘録として書きます。
そして、もう一つ、重要なこと、ソチに出発する直前のこと。
政治学博士 学位取得決定!
おかげさまで、無事に学位を取得することになりました。
学位授与式はまだ少し先ですが、本当にうれしいです。
修士の時より長かった研究生活ですが、あっという間だったというのが正直なところですね。
これからは、SIPRIでの所属がセクションが変わり、ウプサラ大学でも研究をします。
本格的に始まる研究者としての道、自分が大好きなことにこれからも精進していきたいと思います。
これまで、この場でみなさんから大きな応援を頂きありがとうございました。
今後もよろしくお願いします。
おまけの写真
これは10日ほど前のもので、今は雪はほぼなくなりました。
今年は本当に楽な冬でした。
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by kabusledge12
| 2014-03-30 17:42
| 日常
2014年 01月 29日
無事終了!
要した時間は約3時間、そのうち約30分は自ら論文について述べ、残りが質疑応答。
ほぼ想定通りの時間とはいえ、やっぱり緊張しました。
修士の時は最後の最後までドキドキして、どうしよう?どうしよう?だったけど、今回は少し前にも書いた通り、審査願を提出した後から
どこからでもかかって来てください、受けて立ちます!
ドキドキよりワクワクする気持ちが大きかったです。
自信満々というか、やっぱり、この試問はいわゆる試験とは違うからかな。
自分が書いた論文をその道の専門家である教授たちがどう読んで、どう評価したり批判してくれるのか、楽しみでしたから。
結果、批判はほとんどなかったし、苦労して集めた参考資料のこと、及びそれを元に書いた章を評価してもらったことはうれしかったです。
最後は、修士時代からずっと指導教授をしてくださった論文主査と副査の2名の教授から握手を求められて終了しました。
論文の内容については正式に審査が終了したらまた書きます。
ここを読んでくださり、いつも励ましてくれたみなさま、どうもありがとうございました。
本題はここまでです。
最近の写真をどうぞ
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by kabusledge12
| 2014-01-29 21:45
| 研究
2014年 01月 18日
ついに平年並み
ドッグランもこんな感じ、パンぺは元気ですが・・・
数日前、ノルウエーから悲しいお知らせが。
長野パラリンピック当時、アイススレッジホッケーのトップだった人が亡くなりました。
ここしばらく、癌で闘病生活を送っていましたが、去年オスロで会った時は、持ち直しているようにも見えたんだけど・・・
北欧の人にしては小柄で、見るからに面白そうなオーラを放っていたこの人とは、長野パラの時、大会が始まる前、競技会場がオープンした直後からの長い付き合い。
パラの一年後、ス国チームと出会った大会の時、ノルウエーの主力選手数名と共に、長野の夜のメッカ、権堂のスナックに行き、ノルウエーといえばということで、A-Haの”take on me"を熱唱しました。
”あいつら我がまま揃いだし、自己主張強いし大変だよ”とス国チームのことを評するので
”大丈夫、どうせこの数日だけの付き合いだから”と答えた私。
それからもう長い年月が経ちました。
彼がパラリンピックの仕事から離れてからはたまに会う程度だったけど、今の私があることの恩人の一人であることは間違いないです。
エリック・トール・クレッペさん、謹んでご冥福をお祈り致します。
今週はダンナくんたちはロシアに遠征中。
雪も酷いので私は引き籠り中。
そして、来週はいよいよ口頭試問を迎えます。
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by kabusledge12
| 2014-01-18 18:22
| 日常